春の訪れ
2017.03.26更新
つくしんぼ達が顔を出しました。
春ですね。
さて またもや訃報が‥
私が15年青春時代を過ごした病院です。
今でこそ 規模の大きな医療グループとして活躍する病院ですが 当時は有床診療所からやっと病院を立ち上げた本当に小さな病院でした。
しかし 『救急からリハビリまで』を理念に 院長自ら精力的に診療してました。
看護師 薬剤師 栄養士 事務局 用度部門など みんなが一丸になって 仕事をする。というか 毎日が戦場なので団結しないと自分が戦死してしまうと(笑)
大学から出向されてるレジデント達とは
ケンケンゴウゴウやり合い また良く遊びました。
私はここで 医療の背骨を造り 今に至っています。
この病院を辞めてからも 何度も助けてもらいました。
クリニックで
ガンの末期の患者さん。
パンパンの腹水の為呼吸すら苦しい(泣)
腹水を抜いてあげたい。先生には穿刺する腕があっても
その物品がクリニックにはない(泣)
病院に相談すると
『取りにおいで』と心良く返事が。
患者さんは腹水貯留の苦痛が緩和しました。
先日 お通夜の席では懐かしい顔ぶれにあいました。
みんな 老けたけど(苦笑)
『私たちの目指す看護とは!?』って青臭く熱く語っていた
戦友です。
恩人が亡くなり
こうして また人が再会する。
人の世の縁を思わずにはいられません。
…合掌
Ns.D
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